購入実務ガイド(送金・口座・管理・税務)

物件を「選んだ後」に必要になる実務を日本語でまとめました。送金の方法、現地口座、管理会社の選び方、短期賃貸の許認可、そして忘れてはいけない日本側の税務まで。

まず押さえる:ドバイとアブダビは制度が違う

同じUAEでも、規制当局・登記費用・市場の性格が異なります。どちらで買うかで手続きも費用も変わります。

項目ドバイアブダビ
規制当局DLD/RERADMT/ADREC・DARI
登記費用物件価格の4%物件価格の2%(ヤス島など一部は実質0%)
権利証Title DeedTitle Deed(Tabu)
オフプラン登録OqoodDMT登録(DARI/Madhmoun)
市場の性格流動性・選択肢が豊富。観光・短期賃貸が厚い政府系開発・文化/レジャー中心。安定志向で供給は限定的
外国人が購入できるのは、各首長国が指定する「フリーホールド(投資)エリア」内のみです。エリア外は原則としてUAE・GCC国民に限られます。アブダビは2019年の法改正(Law No.13 of 2019)で指定投資ゾーン内の外国人フリーホールドが拡大しました。ゾーン外では、ユースフルクト(用益権)やムサタハ(建設権)といった最長99年の長期権利が用いられます。購入前に、対象物件が必ずフリーホールド/投資ゾーン内かを確認してください。
フリーホールド所有権の法的根拠:ドバイの指定フリーホールド地区では、外国人が土地・建物を100%所有できます。期限付きの借地ではなく永久所有で、相続も可能な権利で、DLD(ドバイ土地局)に登記され、タイトルディードで名義を確認します。対象は政令で指定された地区のみで、指定外の区域は外国人購入の対象になりません。制度は2002年に始まりました。出典:ドバイ土地局(DLD)/2006年ドバイ法律第7号(不動産登記法)、地区指定は2006年政令第3号(2026年8月時点)。

物件タイプ別の購入プロセス

プライマリー(デベロッパーから直接・多くはオフプラン)セカンダリー(いまの所有者から・多くは完成物件)では手続きが大きく異なります。これは「誰から買うか」の軸で、建設中か完成済みかは別の軸です(オフプラン契約の転売=セカンダリー、完成在庫の直販=プライマリーもあります)。

🏗️ プライマリー(デベロッパー直販・多くはオフプラン)の流れ

1

開発業者・物件の調査

竣工実績・建設進捗・財務の健全性を確認します。

2

予約金の支払い

数百万円〜(物件により価格の5%程度)を支払い、住戸を仮確保します。Reservation Form に署名。

3

売買契約(SPA)+頭金

価格・支払いスケジュール・完成予定時期・解約条件を確認して締結。頭金はドバイ20%前後/アブダビ5%前後が一例。

4

政府登録

ドバイはOqood(DLDの仮登記簿)、アブダビはDMT登録。所有権が制度的に保護されます。

5

分割払いの実行

建設マイルストーンに連動して、定められた期日ごとにプロジェクトのエスクロー口座へ送金します。

6

完成 → 残金精算 → ハンドオーバー

完成通知を受けて残金を精算し、引渡し。スナッギング(不具合の確認・補修依頼)は残金精算とほぼ同時か、その後に行います。Title Deed はポストハンドオーバー払いがなければ取得(完済まではOqoodのまま賃貸運用も可能)。

RERA/ADREC登録・エスクロー口座の利用・完成保証・SPAの違約金条項を確認してください(弁護士レビュー推奨)。

🔑 セカンダリー(いまの所有者から・多くは完成物件)の流れ

1

内見・調査

物件状態・設備・管理状況・管理費を確認します。

2

価格交渉と売買合意

家具・設備の有無、引渡し条件も交渉対象です。

3

契約(Contract A/B → F)

Contract A=売主と仲介会社の媒介契約、Contract B=買主と仲介会社の契約、Contract F=売主と買主の統一売買契約(「MOU」とも呼ばれます)。デポジットは通常10%。

4

NOC取得

売主が開発業者から異議なし証明書を取得(目安 約5,250AED)。未払い費用がないことの証明です。

5

登記・支払い(Trustee Office)

購入代金+登記費用(ドバイ4%)を支払い、Title Deed を受領。アブダビはDMTで2%。

現所有者の抵当権・未払い債務・管理費の滞納・内見時の瑕疵・NOCを必ず確認してください。

オフプラン vs セカンダリー ― どちらを選ぶか

観点オフプランセカンダリー/レディー
初期費用頭金+分割で負担を平準化一括に近い支払いが多い
仲介手数料原則不要(開発業者が負担)通常 物件価格の2%
値上がり完成までの上昇を狙いやすい立地・築年で個別差
収益開始完成後(建設期間は無収入/保証賃料の場合あり)即時に賃貸可能
実物確認できない(モデルルーム・完成予想CG)内見できる
主なリスク完成遅延・品質、開発業者による差瑕疵・管理状況・流動性、リフォームが必要な場合
支払いプランの類型:建設中に大半を支払う「60/40」「80/20」型のほか、引渡し後も分割が続く「ポストハンドオーバープラン」(例:引渡しまでに50%、引渡し後2〜5年で残り50%)など、デベロッパー・物件により多様です。同じ物件でもプランによって資金負担の山と建設リスクの取り方が変わるため、複数プランの比較が重要です。

オフプラン登記(Oqood)と権利証(Title Deed)

引渡し前(オフプラン)の売買は、DLDの暫定不動産登記簿(Oqood)への登録が義務づけられています。

1

建設中はOqoodに登録

暫定不動産登記簿(Oqood)へ登録します。登録されていない取引は法律上無効とされます。

2

完成・引渡しの登録を経てタイトルディードへ

完成・引渡しの登録を経て、所有権はDLDが発行する電子タイトルディード(権利証)1通に登記され、Oqoodから切り替わります。

3

名義・物件情報は自分でも照会できる

名義や物件情報は、DLDの公式アプリDubai RESTで自分でも確認できます。

確認のポイント:SPA(売買契約)の署名日と、Oqood登録の完了日は必ずしも一致せず、時差が出ることがあります。登録が完了したかは必ず確認してください。
出典:ドバイ土地局(DLD)/2008年ドバイ法律第13号(暫定不動産登記簿)、Dubai REST(2026年8月時点)。

購入時の費用内訳(目安)

物件価格に加えて、登記費用・諸費用を見込んでおく必要があります。

費目ドバイアブダビ
登記(所有権移転)費用物件価格の4%物件価格の2%(一部0%)
オフプラン登録Oqood手数料(目安 約20万円相当)DMT登録手数料
仲介手数料プライマリー原則不要/セカンダリー2%+VAT同左(目安)
NOC(セカンダリー)約 5,250 AED開発業者による
Knowledge/事務手数料約 580 AED + 数千 AED登記関連手数料
Title Deed 発行約 4,000 AEDTabu 発行手数料
住宅ローン関連(利用時)審査料・手数料(ローン額の0.5〜1%)+保険料
モーゲージ登録費 ローン額の0.25%
同左(目安)
VAT住宅:非課税/商業:5%同左
家具・室内検査 等家具 約150万円 + 検査 約40万円/戸(目安)同左(目安)
目安:プライマリー(デベロッパー直販)約4〜5%/セカンダリー(仲介経由)約6〜7%。UAEに口座がなく小切手発行を代行に依頼する場合は+約1%、ローン利用時はモーゲージ登録0.25%(融資額比)+銀行手数料が別途。諸費用シミュレーションへ →

居住者と非居住者で何が変わるか

日本在住のまま購入する方の多くは「非居住者」に該当します。UAE居住者(エミレーツID保有者)かどうかで、ローン・手続き・必要書類が変わります。

項目居住者(ID保有)非居住者(日本在住など)
住宅ローン利用しやすい(最大75%目安、金利優遇)利用可だが頭金多め・対象限定。現金/分割も多い
契約・手続き現地で直接対応しやすい電子署名・郵送・委任状(POA)
支払い現地口座から小切手・送金海外送金(為替・所要日数に注意)
引渡し・登記本人出席が容易代理人可。セカンダリーの権利移転時は本人/正式代理人の出席が必要

必要書類の目安

居住者非居住者
有効なパスポートの写し有効なパスポートの写し
エミレーツIDの写し住民票または居住証明(英訳付き)
居住ビザの写し資金源証明(銀行取引明細等)
直近3か月の銀行取引明細納税証明(英訳付き、場合により必要)
住宅ローン(非居住者):2026年時点の外国人向け金利はおおむね固定3.75〜5%程度が目安。借入上限(LTV)は中央銀行規制により、UAE居住の外国籍の方は初回・500万AED以下の完成物件で最大80%(500万AED超は70%、2件目以降は60%)、オフプラン(建設中)は原則50%。非居住者は銀行ごとの独自基準で50〜60%が目安です。

委任状(POA)の作り方

日本にいながら手続きを進めるための代理権限。UAEはアポスティーユ条約に非加盟のため、領事認証ルートになります。

1

日本の公証役場での認証

委任状の内容を英文で用意し、公証人の認証を受けます。

2

外務省の公印確認

公証人の押印が真正であることの確認を受けます。

3

駐日UAE大使館の領事認証

アポスティーユではなく領事認証が必要です。

4

現地での認証・アラビア語法定翻訳

手続きによっては現地側の認証と法定翻訳が追加で必要になります。

完了まで数週間を要することがあるため、購入スケジュールが見えた段階で早めに準備を始めるのが安全です。

現地訪問が必要なタイミング

「必ず行かないといけない場面」と「行かなくてよい場面」を分けて考えます。

区分タイミング
必須セカンダリー物件のTitle Deed 移転時(本人出席。正式な委任状=POAがあれば代理人も可)
推奨物件選定(特にセカンダリーの内見)/引渡し時の内覧(スナッギング)/銀行口座開設
不要オフプランの初期予約・契約(オンライン可)/委任状を立てた各種手続きの代行
現地に足を運ぶことが難しい場合でも、オンラインでの情報共有や打ち合わせを活用しながら、日本にいながら検討を進めることが可能です。ただしセカンダリーの内見は現地でしか判断できない情報(眺望・騒音・共用部の管理状態)が多いため、可能なら一度は訪問することをおすすめします。

日本から公式データで裏を取る方法

ドバイは政府データが公開されているため、営業資料の数字を自分で検証できます。契約前・購入後の両方で使えます。

🏗️

建設進捗を確認する(Project Status Enquiry)

DLD公式サービスで、プロジェクトの登録状況・建設進捗率・ステータス・開発会社・エスクロー口座を確認できます。
手順:DLD公式サイトの「Project Status Enquiry」を開く →「Project Name」または「Project Number」を入力 → 検索結果から該当プロジェクトを選択 →「Completion」で進捗率、「Status」で現在の状況を確認。

📈

家賃と売買相場を確認する(DXBinteract)

エリアやプロジェクト、建物ごとに、過去の売買・賃貸取引、面積、間取り、平方フィート単価、想定利回りなどを確認できます。募集価格だけでなく実際の取引データを参照することで、賃料設定や保有継続、売却時期を検討する際の判断材料になります。

オフプラン購入後は、支払い予定や引渡しまでの流れを管理するために、定期的に公式情報で進捗を確認することが重要です。

① 日本からの送金

購入代金は AED 建てで、デベロッパーのエスクロー口座または売主・トラスティ口座宛てに送金します。

マネーロンダリング規制(AML)により、資金源の証明(源泉徴収票・確定申告書・預金通帳・売却契約書など)の提示を求められるのが通常です。事前に英訳を準備しておくとスムーズ。第三者名義からの送金は原則不可。
数千万円規模の送金では為替スプレッド(0.5〜1円/ドル相当)が手数料の主戦場。銀行窓口TTより、外貨建て送金に強いネット銀行・外貨口座経由の方が総コストが数十万円変わることがあります。

② 現地銀行口座

家賃の受取・管理費の支払いには現地口座があると便利です。

項目内容
非居住者の開設可能(Savings口座中心)。Emirates NBD・Mashreq・ADCB・RAKBANK などが非居住者向けを提供
必要書類パスポート、住所証明、資金源証明、(銀行により)残高証明・紹介状
最低残高目安 AED 25,000〜100,000(下回ると口座維持料)
ビザ保有者ゴールデンビザ等があればCurrent口座・小切手帳・ローンまで選択肢が広がる
代替手段口座なしでも管理会社経由で日本の口座へ送金receive可(送金手数料はかかる)
家賃小切手の文化が残っていますが、現在はデジタル送金・カード払いが主流化。管理会社に集金→四半期ごとに日本へ送金という運用が非居住オーナーの定番です。

③ 管理会社(プロパティマネジメント)

非居住オーナーの運用品質は管理会社で決まります。

運用タイプ管理料の目安
長期賃貸(年間契約)年間賃料の 5〜8%。入居者募集・Ejari登録・集金・修繕手配まで
短期賃貸(ホリデーホーム)売上の 15〜25%。清掃・リネン・ゲスト対応・OTA運用込み
入居者募集のみ賃料の5%程度 or 半月分(スポット)
選定チェック:①RERA登録業者か ②同エリアでの管理戸数 ③オーナー向けレポートの頻度・サンプル ④修繕費の承認フロー(勝手に高額修繕されない上限設定)⑤解約条件。

④ 短期賃貸(Airbnb)の許認可

首長国制度
ドバイDET(旧DTCM)のホリデーホーム許可が必須。ユニット単位・年次更新、宿泊税(Tourism Dirham)徴収義務。管理会社経由なら業者ライセンスに載せる方式も可
アブダビDCT Abu Dhabi への登録制。2024年以降、個人オーナーの登録が簡素化
RAKRAKTDA(観光開発庁)の許可制。Wynn開業を見据え制度整備が進行中
短期運用は利回りが長期比+1〜3%狙える一方、許可費・宿泊税・清掃・OTA手数料15%前後が加わります。稼働率60%を下回ると長期賃貸に劣後するケースが多い点に注意。

⑤ 保有中のコスト内訳(例)

2BR・年間賃料 AED 120,000 の長期賃貸を想定した概算。

最大のコストはサービスチャージ。同じ賃料でもエリア・棟で年AED 1〜3万円台/sqftの差があり、ネット利回りを最大2%左右します。購入前に必ず実額を確認。

⑥ 日本側の税務・申告(最重要)

UAE側が無税でも、日本の居住者は全世界所得課税の対象です。以下は一般的な整理で、必ず税理士に確認してください。

項目取り扱い(日本居住者の場合)
家賃収入不動産所得として総合課税(所得税5〜45%+住民税10%)。減価償却・管理費・渡航費等は経費計上可
売却益譲渡所得。保有5年超は長期譲渡 20.315%、5年以下は短期 39.63%
国外財産調書年末の国外財産合計が5,000万円超なら提出義務(不提出・虚偽は罰則あり)
財産債務調書所得2,000万円超かつ財産3億円以上等の場合に提出
外国税額控除UAEに所得税がないため基本的に出番なし(=日本でまるごと課税される、が正しい理解)
相続日本の相続税の対象(国外財産含む)。UAE側は非ムスリム外国人ならDIFC/ADJD Willsの遺言登録で承継先を指定可能
UAE移住により日本の非居住者となった場合は日本側の課税関係が大きく変わりますが、「住民票を抜くだけ」では認められず、生活の本拠の実態が問われます。移住プランは国際税務の専門家と設計を。

⑦ 出口(売却)の実務

売却代金の日本への回金もAML確認の対象。Title Deed・売買契約・当初送金の記録を一式保管しておくと、銀行の確認が数日→即日レベルに短縮されます。

⑧ 取引形態別の支払い方法

取引形態支払いの基本主な方法確認ポイント
オフプランペイメントプランに沿って分割払い銀行送金、Wise等のサービス、物件によりクレジットカード/仮想通貨振込先のエスクロー口座、送金日数、振込記録
中古物件所有権移転時に一括払いが基本UAE銀行口座から Manager's Cheque(マネージャーズチェック)を発行して持参UAE口座の準備、もしくは代理人を立てるか
中古物件では、売主への残代金や登記関連費用などを、UAEの銀行支店長が発行する Manager's Cheque で準備するケースが多く見られます。仮想通貨を利用する場合は物件・決済事業者により可否が異なり、規制登録済み事業者を介してAED等へ換価する方法もあります。事前に対応通貨・KYC・手数料などを確認のうえ進める必要があります。

⑨ リスクと対策

海外不動産で実際に問題になりやすい4点と、制度的にどう手当てできるかを整理しました。

リスク対策
詐欺・トラブル政府公認ブローカー(RERA/ADREC登録)を通す。資金はエスクローで保全。政府登録(Oqood/DMT)を確認。SPAを弁護士がチェック。
開発業者の倒産エスクロー制度で代金が工事進捗に応じて保護される。実績のある大手を選ぶ。
供給増・価格変動需要が厚く売りやすい立地を選ぶ。流動性を重視し、購入時点から「売りやすさ」を意識する。
為替リスク送金タイミングの分散、余裕を持ったスケジュール。円換算での損益も同時に管理する。
空室リスクエリアと賃料設定次第。交通利便や大型コミュニティなど需要の厚い立地を選ぶことが最大の空室対策。
エスクロー保護の法的根拠:オフプランの購入代金は、プロジェクトごとのエスクロー(信託)口座に入り、開発業者の運転資金には回りません。さらにプロジェクトの完了と各戸の登記から1年間は、口座残高の5%が留保され、引渡し後の備えとして残ります。出典:ドバイ土地局(DLD)/2007年ドバイ法律第8号(エスクロー法)(2026年8月時点)。

✅ 購入チェックリスト

契約前・契約時・引渡し後の3段階で、確認漏れが起きやすい項目をまとめました。

契約前

  • 対象物件がフリーホールド/投資ゾーン内か
  • 開発業者・物件の実績と建設進捗
  • 政府登録(RERA/ADREC・DMT)の有無
  • エスクロー口座の利用確認
  • 総費用(登記費用・諸費用)の試算

契約時

  • SPA/Contract F の支払い・引渡し日・違約金条項を精読(弁護士レビュー)
  • セカンダリーは抵当権・未払い・管理費滞納・NOCを確認
  • 支払い・入金証明の準備
  • 複数の支払いプランを比較したか

引渡し・購入後

  • 完成通知の確認 → 残金精算
  • スナッギング(不具合確認・補修依頼。残金精算とほぼ同時かその後)
  • Title Deed(Tabu)の受領
  • ユーティリティ契約・Ejari登録
  • 賃貸運用・収支記録(日本の確定申告に備える)
  • 国外財産調書の要否を確認(合計5,000万円超)
現地でかかる保有コストの目安:固定資産税はなし。サービスチャージ(管理費)が年 AED 10〜50/sqft 程度。賃貸する場合は Ejari(賃貸契約登録)約220AED/年、DEWA接続料 約1,000〜2,000AED。個人の賃料収入は現地では原則所得税ゼロです(事業形態を除く)。
瑕疵担保・保証期間:建物の構造部分の瑕疵は、施工者・設計者が引渡しから10年責任を負います(十年瑕疵担保)。一方、配管・電気・空調などの設備の保証は引渡しから約1年が一般的です。期間が違うため最初の1年の使い方が重要で、だからこそ引渡し前後の内覧(スナッギング)で不具合を一覧化し、是正を求めて記録が残る形にしておきます。出典:UAE民法(1985年連邦法第5号)第880条、DLD、売買契約(SPA)の一般的な条項(2026年8月時点)。